便秘が続く
≪便秘が続くときの症状について≫
便通が3から4日以上なかったり、排便があっても硬い、少量の便しか出ないで不快感がある場合に、便秘といいます。腹部膨満感や残便感などで苦しい思いがします。
一般的に3日以上便通がない、便が出しにくい、便が硬いといったとき、便秘といいます。女性のほうが男性よりも便秘になりやすいことが知られています。これは、女性ホルモンの影響や、筋肉量が少ないことが原因といわれています。
≪便秘と病気との関係≫
便秘が続く場合は、慢性の原因を考える必要もあるでしょう。腸管に腫瘍ができたり、手術や炎症により癒着や瘢痕ができて、腸管で狭窄して通過障害が起こったものを器質性便秘といいます。
腸管の壁には平滑筋細胞があり、その収縮・弛緩の繰り返しで腸管は便を肛門の方へ送り出しています。腸管の運動や、腸管壁の緊張が弱まってくると、腸の内容物の通過が遅くなります。腸管の中で内容物が長くとまっていますと、内容物中の水分が腸に吸収されて硬い便なります。これを弛緩性便秘といいます。
大腸がんなどの悪性腫瘍ができて、大腸内での便の通過障害のために便秘になることもありますので、医療機関を受診して便秘の原因を調べてもらうことも必要なことです。便が急に出なくなって、腹痛、悪心、嘔吐など苦痛が伴う時は、腸閉塞症(イレウス)のこともあり、緊急に医療機関での受診が必要なときもあります。
生活習慣病などの病気で、薬を飲んでいる場合に、薬の副作用で便秘をきたすこともあります。主治医に便秘と薬との関係について相談してみることも必要でしょう。
また、過敏性腸症候群などでは、細いひも状の便やウサギの糞のようにコロコロした硬い便が出たり、時には下痢したりすることがあります。主治医には便の性状と経過をよく説明することが必要です。
≪便秘が続くときの対処法≫
便秘の原因として器質性便秘以外では食物繊維の摂取不足、不規則な食事時間、ストレスによる自律神経異常、運動不足による腸のリズムの不調などが上げられます。いずれもライフスタイルの見直しによって、改善が期待できます。
仕事が多忙な場合などのよくあるケースは、便意が起こったのにがまんしていると便意が治まります。それらを繰り返していると便秘になるというケースです。これは、腸管は蠕動運動で便を大腸のS状結腸から直腸に押し込むと、腸管の壁が拡張し、排便反射が起こり、便意をもよおします。そこで、肛門括約筋を意識的に弛緩させた場合に排便が起こります。横隔膜や腹筋を意識的に収縮させて、腹圧を高め、排便を補助します。逆に肛門括約筋を収縮させると排便を遅らせることができます。排便が行われないと、便はS状結腸に差し戻されます。つまり、意識的に排便を抑え、排便反射を無視するような生活習慣を続けると、排便反射機能が低下して、便秘になるというわけです。
| 便秘が続くときのサプリメント |
食物繊維(ガラクトマンナン/小麦ふすま/寒天由来の食物繊維/ポリデキストロースなど)
オリゴ糖類(フラクトオリゴ糖/大豆オリゴ糖/イソマルトオリゴ糖/ガラクトオリゴ糖/コーヒーオリゴ糖/乳果オリゴ糖/ラクチュロース/ラフィノースなど)
キダチアロエ/乳酸菌/シャンピニオン



