マリアアザミ

【マリアアザミについて】
かなりの昔より、ヨーロッパにおいて肝臓の病気に対して利用されてきたハーブです。さまざまな原因による肝臓障害に対して、効果が示されてきました。薬剤など化学物質による肝臓障害の予防に特に効果があり、安全性も高いハーブです。
【マリアアザミに期待される効能】
アルコール性肝障害の予防と改善、肝硬変の改善、急性A型およびB型ウイルス性肝炎・肝障害の改善、慢性B型およびC型ウイルス性肝炎・肝障害の改善、薬剤性肝障害の予防と改善、胃粘膜損傷抑制作用
【マリアアザミはなぜ効くのか】
マリアアザミの肝臓保護作用に関与する有効成分として、フラボノグナン類があります。特にシリビン、シリジアニン、シリクリスチンという成分が重要であり、これらはシリマリンと総称されます。別の数種類のフラボノリグナン類も知られています。
シリマリンの作用として、基礎研究では、肝細胞の保護作用、抗酸化作用、抗がん作用、胃粘膜損傷抑制作用、抗炎症作用などが報告されています。
≪参考文献≫
- Clinical applications of Silybum marianum in oncology. Integr Cancer Ther. 2007 Jun;6(2):158-65.
- Review of clinical trials evaluating safety and efficacy of milk thistle (Silybum marianum [L.] Gaertn.). Integr Cancer Ther. 2007 Jun;6(2):146-57.
【マリアアザミのここに注意】
欧米において長期間にわたり利用されており、臨床試験の結果を考慮しても、最も安全性の高いハーブのひとつといえます。まれに、悪心や嘔吐といった胃腸障害を生じることがるとの報告があります。ただし、一般的には特に問題となる健康被害や副作用は報告されていません。
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【マリアアザミのポイント】
- ヨーロッパで古くから利用されてきた肝臓を守るハーブ
- アルコール性肝障害や肝硬変に対して効果が認められています。
- 薬剤性肝障害に効果的で、ウイルス性肝炎にも利用されています。

