血圧が高い
≪血圧が高い症状について≫
高血圧はそれ自身だけでは日常の中で病気とは言えず、自覚症状もないことが多いものです。しかし、血圧が高いと脳血管疾患(脳出血、脳梗塞など)、心臓病(狭心症、心筋梗塞)、腎臓病などのリスクが高くなることが言われています。そのため、それらの病気を予防するためににも血圧の管理は非常に大切なことです。
高血圧には原因が特定できない「本態性高血圧」と、腎疾患や動脈硬化などの他の病気に伴って発症する「続発性高血圧」とに分類されます。日本人の高血圧のほとんどは本態性高血圧といわれ、高血圧の発症因子としては、食生活、運動、ストレス、遺伝などが関係しているといわれています。
日本では、成人の25%、65歳以上の高齢者では50%が高血圧と推定されています。高血圧は私たちの周りで高頻度に見られる生活習慣病のひとつです。
≪高血圧の症状と病気との関連≫
血圧は、体の運動量や精神的な状態、循環血液量、動脈の血管抵抗、食生活の中での塩分の摂取量、寒冷刺激、過労やストレス、内分泌系のアンバランスなどさまざまな要因によって変動します。
日本高血圧学会の高血圧ガイドラインでは、「正常血圧」とは、収縮期血圧(最高血圧)が130㎜Hg未満で、収縮期血圧(最低血圧)が85㎜Hg未満であると指摘しています。高血圧は自覚症状はほとんどありません。しかし、高血圧を放置すると心臓血管障害を引き起こす危険性が高くなります。
≪高血圧症の対処方法≫
高血圧症の人は、高血圧の程度だけではなく、合併症の有無などによってリスクが判断され、対処方法が決定されます。例えば、重症高血圧症では、医薬品による薬物治療を開始し、合わせて生活習慣の見直しを行います。一方、中程度や軽症高血圧では生活習慣の改善が優先され、それでも血圧の状態に変化がなければ薬物治療の対象となるものです。
生活習慣の見直しとは、①禁煙、②塩分の摂取量の減少、③適度な運動習慣の維持、④肥満の改善・予防といったことがポイントになります。これらのことは最近特に言われているメタボリック症候群の改善に通じるもので、肥満の解消が有効な方法であるといわれています。
| 血圧が高い人のサプリメント |
≪高血圧症の予防と改善≫
オリーブオイル/γ-アミノ酪酸/コエンザイムQ10/田七人参/にんにく/霊芝
≪動脈硬化賞の予防と改善≫
赤ワインエキス/キトサン/植物ステロール/トコトリエノール/にんにく/卵黄コリン/ローヤルゼリー
≪心臓病の予防≫
赤ワインエキス/EPA/コエンザイムQ10/しその実油/DHA/田七人参/卵黄コリン/リコピン
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トクホ(特定保健用食品)として「血圧が高めの人に適する」として表示が許可されているものは以下のものがあります。
◆γ-アミノ酪酸(GABA)
アミノ酸の一種で、脳の中にある抑制性神経伝達物質として重要な物質です。血圧を下げるメカニズムとして、交感神経を抑制する、血管を拡張する、ホルモンに働きかけて利尿を促すなどの作用があります。トクホとしては、乳製品、乳酸菌飲料、錠菓の形態の製品が許可されています。
◆かつお節オリゴペプチド
かつお節に含まれるペプチドで、他のペプチドと同様にアンギオテンシン変換酵素(ACE)を阻害することで血圧を低下させます。トクホとしては、即席味噌汁、粉末スープ、粉末清涼飲料、顆粒、錠菓の形態の製品が許可されています。
◆ラクトトリペプチド
カルピスを製造する段階で得られる酸乳に含まれるペプチドで、バリンにプロリン2分子あるいはイソロイシンにプロリン2分子が結合したトリペプチドが主要な成分です。ACE阻害活性があり、血圧を低下させます。トクホとしては乳酸菌飲料、発酵乳、清涼飲料水、果実・野菜飲料、錠菓の形態製品が許可されています。
◆カゼインドデカペプチド
牛乳に含まれるタンパクのカゼインを加水分解して得られる物質で、アミノ酸が12個結合したペプチドです。ACE阻害活性があり血圧を低下させます。トクホとしては清涼飲料水形態の製品が許可されています。
◆イソロイチルチロシン
ブナハリタケというキノコから抽出されたペプチドで、ACE阻害活性があり、血圧を低下させます。トクホとしては清涼飲料水形態の製品が許可されています。
◆ゴマペプチド
脱脂ゴマから抽出されたゴマタンパクを酵素分解して得られるペプチドで、ACE阻害活性があり、血圧を低下させます。トクホとしては清涼飲料水の形態の製品が許可されています。

