紅麹

【紅麹について】
紅麹は、中国では古来より食品の着色などに用いられてきた麹菌の一種です。発酵食品だけでなく伝統医療にも利用されてきました。
紅麹にはコレステロールを下げる作用があります。また、医薬品と異なり、副作用まほとんどないというメリットがあります。紅麹はアメリカでは「レッド・イースト・ライス」とよばれ、コレステロール対策の定番サプリメントのひとつです。
【紅麹に期待される効能】
高コレステロール血症の予防と改善、高中性脂肪血症の予防と改善
【紅麹はなぜ効くのか】
紅麹にはモナコリンという物質が含まれています。モナコリンは、コレステロール合成に必要なHMG-CoAという酵素の働きを阻害し、コレステロールを低下させます。
モナコリンは、医薬品として扱われるスタチン系とよばれる高脂血症やのうち、ロバスタチンと類似した構造を持ちます。そのため、1990年代に紅麹がアメリカのサプリメントとして紹介されたとき、その作用メカニズムを考慮すると医薬品として規制するべきということが言われ訴訟まで発展しました。
ただし、紅麹がコレステロールを低下させるメカニズムについては、すべて明らかになったわけではありません。モナコリンが主成分であるにせよ、植物ステロールや、フラボノイド類なども効果を持つためそれらが共同して働いているのではと推測されています。
【紅麹のここに注意】
紅麹の成分に対して、発疹などの皮膚症状や胃腸障害といったアレルギー症状や過敏症が現れることがあります。これらの症状が現れたら使用を見合すようにしましょう。一般的には通常に近い食材であるため特に問題となる健康被害や副作用は報告されていません。
ただし高脂血症で治療中の場合、紅麹の改善効果によって、医薬品の必要量が変化することが考えられるので、何らかの医薬品を使用している場合はドクターに相談しましょう。
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【紅麹のポイント】
- 中国で用いられてきた麹菌の一種です。
- 高コレステロール血症を改善します。
- 高脂血症薬と類似した作用を持つ一方、副作用はまれです。

