トンカットアリ

【トンカットアリについて】
マレーシアの民間療法において、男性の強壮目的で利用されてきたハーブです。不妊症や勃起障害に対して投与されます。根に有効成分であるクアシノイド類が存在します。動物を用いた基礎研究では、催淫作用が報告されています。ただし、臨床試験は十分ではありません。現在、マレーシアでは産学連携による研究が進められています。このような効果のため、一部サプリメント製品に品質管理に問題のあるものも出回っているので注意が必要です。
【トンカットアリに期待される効能】
強壮作用、催淫作用
【トンカットアリは、なぜ効くのか】
トンカットアリ(トンカット・アリ、tongkat ali)は、マレーシアだけでなく、東南アジア各国において利用されてきたハーブです。インドネシアなどでは別名で呼ばれています。
トンカットアリの根には、有効成分としてクアシノイド類やアルカロイド類、トリテルペン類が存在します。
基礎研究では、強壮作用、抗マラリア作用、抗潰瘍作用、細胞増殖抑制作用、抗腫瘍作用、アポトーシス(細胞死)誘導作用が報告されています。また、動物に投与した実験では、前立腺や精嚢に対する作用が示されています。
【トンカットアリの注意点】
東南アジア各国の民間療法で用いられてきたハーブであり、安全性は比較的高いと考えられます。
現時点では、適応となる病態に対して、適切な品質の製品を利用する場合、特に問題となる有害事象は報告されていません。ただし、ハーブの有効成分に対して、アレルギーや過敏症の発生する可能性があります。
マレーシアでの報告によると、トンカットアリ製品の一部に重金属汚染があったとの報告があります。日本では、トンカットアリの名称を用いたマレーシア産の製品において、ED治療薬が検出されたという報告があります。したがって、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要といえます。
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【トンカットアリのポイント】
- マレーシアの民間療法で強壮作用の目的で利用されてきたハーブです。
- 動物を用いた基礎研究では、性欲亢進や催淫作用が示されています。
- 質の高い臨床試験では十分でなく、用法・用量は確立されていません。

