セントジョーンズワート
【セントジョーンズワートについて】
セントジョーンズワート(和名:セイヨウオトギリソウ)は、軽症から中等症のうつ病やうつ症状に対して医薬品と同等の効果があり、副作用の発現頻度は医薬品よりも低いことが示されています。
セントジョーンズワートは、単独で利用する場合には安全性は高いといわれています。ただし、肝臓での薬剤代謝酵素に影響を及ぼし、他の医薬品の血中濃度を変化させるため、医薬品との併用する際には注意が必要です。
日本やアメリカではサプリメントですが、ドイツやオーストラリアでは、処方箋の必要な医薬品として扱われています。
【セントジョーンズワートに期待される効能】
軽症から中等症のうつ病、季節性うつ病、不安症、神経症の改善
【セントジョーンズワートは、なぜ効くのか】
うつ病では、何らかの原因により、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの量が減少しています。セントジョーンズワートには、ヒペリシンやヒペルフォリン、フラボノイド系ファイトケミカル、タンニン類などが含まれています。単独の成分が抗うつ作用を持つのではなく複数の有効成分のシナジーによりセントジョーンズワートの効果が得られると考えられています。
【セントジョーンズワートの注意点】
セントジョーンズワートによって、日光に敏感になり日光が当たった部分に発疹や発赤の皮膚症状が出る日光過敏症を生じることがあります。そのため、強い紫外線などを浴びないようにすることが必要です。動物実験で日光過敏症は、セントジョーンズワートの投与量の増加に比例して生じる結果が出ています。なお、日光過敏症というのは特殊な病態ではなく、一般的な医薬品などで生じる場合や、原因不明のケースが多く認められます。また、日光過敏症ではなく、アレルギーのため発疹や皮膚のかゆみなどの症状が現れることもあります。
このような症状が現れた場合は、サプリメントの摂取量を減らして様子をみるか、あるいは中止することが必要です。
セントジョーンズワートを使用する際の注意点は、いくつかの医薬品との相互作用を持つことです。これはセントジョーンズワートの成分によって、、肝臓の薬物代謝酵素が誘導され、同じ酵素によって代謝される他の医薬品の血中濃度に影響するために生じます。また、セントジョーンズワートは、薬剤の吸収に関与するP糖タンパクにも影響を与えます。その結果、経口避妊薬(ピル)や抗HIV(インシナビル)、ある種の免疫抑制剤(シクロスポリン)や抗不整脈薬、気管支拡張薬(テオフィリン)、血液凝固防止薬(ワーファリン)などと併用すると、それらの効果を減少させることがあります。また、一部の抗がん剤との相互作用も知られています。したがって、何らかの医薬品を服用している場合は、セントジョーンズワートを併用する前に必ず医師に相談することが必要です。
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【セントジョーンズワートのポイント】
- うつ病に対して医薬品と同等の効果があります。
- 即効性はなく2~3週間継続すると効果があわられます。
- 単独使用での安全性は高いですが、医薬品との併用には注意が必要です。
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セントジョーンズワート
ほがらかな心と健康な身体を保つ伝統的なハーブ、セントジョーンズワートがハツラツとした毎日を応援します。

