ウコン
【ウコンについて】
ウコンは、インド原産のショウガ科の植物であり、カレーなどの香辛料や食用色素として利用されてきました。英語名はターメリックです。
ウコンの主成分である黄色色素クルクミンには強い抗酸化作用や解毒作用があり、生活習慣病の予防に効果があります。また、肝機能の改善や食欲不振などに対しても用いられています。
基礎研究では、抗がん作用や抗菌作用が認められています。
なお、ウコンにはハルウコン(キョウオウ、姜黄)、アキウコン(鬱金)、ガジュツ(紫ウコン)の3種類があります。ウコンのサプリメントは、アキウコン(ターメリック)の根茎を利用していることが多い。アキウコンはクルクミンの含有量が多く、ハルウコンは製油が多く含まれています。また、ガシュツは健胃薬として利用されています。
【ウコンに期待される効能】
抗酸化作用による生活習慣病の予防、肝機能保護作用
【ウコンは、なぜ効くのか】
ウコンの有効成分として、クルクミンという黄色の色素と製油(エッセンシャルオイル)成分があります。クルクミンには抗酸化作用があり、がんなどの生活習慣病の予防効果が期待されています。また、クルクミンは消化管においてテトラヒドロクルクミンというさらに強力な抗酸化力を持った物質に変化することが知られています。
ウコンの製油成分には、α、β-ターメロンがあります。この製油には抗菌作用があり、、病原性大腸菌やヘリコバクター・ピロリ菌などに対する効果が認められます。
また、ウコンには肝臓の働きを助けて、アルコールなどの負担から肝機能を保護する作用もあります。
【ウコンの注意点】
ウコンの成分に対して、アレルギー症状や過敏症が現れることがあります。ただし、通常の食材に近い成分であり、特に問題となる健康被害や副作用は報告されていません。
なお、肝臓や胆嚢に病気のある人、妊娠中や授乳中の人がウコンをとる場合には、念のために医師に相談してください。
動物実験では、医薬品との相互作用を示すデータがあるため何らかの医薬品を使用している場合も、主治医に相談の上使用してください。
日本において、ウコン含有健康食品による肝障害を検討した報告がありますが、日本では健康食品の品質管理に問題があるため、ウコンとの因果関係は必ずしも明確ではありません。一方、動物を用いた基礎研究では、ウコンによる肝障害の防御作用が示されています。また、臨床試験ではウコンによる肝障害は報告されていません。
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【ウコンのポイント】
- ウコンは香辛料や食用色素のひとつです。
- 肝臓保護作用、抗炎症作用、抗酸化作用が知られています。
- 基礎研究では抗がん作用も示されています。



