アロエ
【アロエについて】
アロエには、アロエベラとキダチアロエの2種類があります。
アロエベラは、バルバドス島が原産であり、バルバドスアロエとも呼ばれます。ゲル状の外用薬として、また、内服薬として伝統医療で用いられてきました。アロエベラの葉皮には、アロインという緩下作用を持つ成分があります。サプリメントは、葉皮の部分ではなく、葉肉を利用した製品であり、アロインは取り除かれています。最近では、葉肉がヨーグルトにも加えられている製品も販売されています。
キダチアロエは、日本国内に認められ、アロエベラに比べて小型の種類です。外傷ややけどに対する民間療法として使われてきました。なお、アロエベラとキダチアロエは、有効成分に大きな違いはありませんが、サプリメントでは区別して利用されています。
【アロエに期待される効能】
胃粘膜保護作用・消化性潰瘍予防作用、糖尿病の予防と改善作用、抗酸化作用、抗炎症作用、抗がん作用、肝障害抑制作用
【アロエは、なぜ効くのか】
有効成分として、さまざまな多糖類(ペクチン、ヘミセルロース、グルコマンナンなど)、植物ステロール、タンニン類などがあります。
アロエの緩下作用は、アロインによります。その他、アロエ・エモディンやアロイノシド、アロエシン、アントラノイド配糖体(バルバロイン、イソバルバロイン)などの有効成分が存在します。
【アロエの注意点】
通常の食材に近い成分であり、安全性は高いといえます。
まれに、発疹などの皮膚症状や、悪心・嘔吐といった胃腸障害等のアレルギー症状が現れることがあります。これらの症状が現れたら使用を中止してください。
アロエの成分のバルバロインを摂取すると、体内にプロスタグランジンE2が分泌されます。プロスタグランジンE2は腸管収縮のほかに子宮収縮、血管拡張、血圧降下、気管支拡張などの作用があるため、妊娠時、腎疾患、痔疾患などは摂取をやめたほうが良いでしょう。また、授乳中もアロエ中の成分の乳汁への移行が確認されているため赤ちゃんへの影響を考え控えるようにしてください。
また、子供も胃痛や痙攣、下痢が報告されているため控えたほうが良いでしょう。
一般的には特に問題となる健康被害や副作用は報告されていません。
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【アロエのポイント】
- 胃粘膜の保護作用や胃潰瘍の改善効果を持ちます。
- 糖尿病の予防や改善効果が期待されます。
- 製品の生成方法により有効成分が異なるので注意が必要です。

