パパイア

【パパイアについて】
パパイアの葉や種子には、パパインとうタンパク質分解酵素が含まれています。東南アジアなどの伝統医療では、消化補助剤として、あるいは寄生虫駆除のために、広く利用されてきました。
【パパイアに期待される効能】
タンパク質の多い食生活における消化補助
【パパイアは、なぜ効くのか】
パパイアの葉や種子には、パパイン、キモパパイン、パパイア・ぺプチダーゼといった酵素が存在します。生成されたパパインは、タンパク質分解酵素として作用します。ただし、パパインはあまり安定的ではなく、強い胃酸の中では容易に活性を失ってしまうという性質もあります。
パパインは手術や外傷に伴う炎症および痛みを軽減する作用があります。これらの作用に関しては数多くの臨床試験が報告されています。例えば、頭頸部や腹部の手術後の浮腫や炎症、痛みに対するての臨床試験ではパパインの効果が報告されています。 また、運動選手を対象とした、打撲傷に対する効果を検証した臨床試験でも、パパインの有効性があったと報告されています。
ただし、1960年代から70年代にかけて実施された臨床試験の中には実験プロトコールの不備のあるものもあるので再評価が必要と考えられています。
【パパイアの注意点】
生成していないパパイア抽出物に対して、皮膚症状や胃腸障害といったアレルギー症状や過敏症が現れることがあります。ただし、サプリメントとして生成されたパパインでは、アレルギーの頻度は低いと考えられます。また、特に問題となる健康被害や副作用は報告されていません。
なお、脳血管障害や虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)の人などに投与されている血液が固まりにくくなる抗凝固剤であるワーファリンとの相互作用を示唆する症例がありますが、因果関係は明らかになっていません。
何らかの医薬品を使用している場合や、妊娠中や授乳中の人では、念のために主治医に相談の上、使用するほうが望ましいでしょう。ただし、パパインは、一般に安全性の高いサプリメントであり、生成された成分のみを含む製品では、特に問題はないといえます。
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【パパイアのポイント】
- パパインという酵素がタンパク質を分解する作用を持ちます。
- 消化補助剤として利用されてきた成分です。
- 手術や外相に伴う炎症や痛みを抑えるという報告もなされています。


