≪眠れない症状について≫
眠りとは、人間のごくありふれた生理でありながら、今まではその本体が不可解で未知のものでした。やっとこの十数年の間にその仕組みが少しずつわかってきました。
相次いで発見されている睡眠関連物質の中でも脳の松果体から分泌されるメラトニンやウリジンをはじめとする多種類の体内物質が、脳神経系の生体維持のための恒常性維持機構や有史以来の長い年月で獲得されてきた体内時計機構や、どんどん変化している社会文化の影響による社会時計と複雑に絡み合って眠りを調整しています。
最近の調査によると、不眠を訴えている人が増えていることが指摘されています。ある大学が一万人を対象に行った調査では、半数の人が何らかの「不眠症」あるいは、疑いがあるとされる調査結果が発表されています。
脳には、睡眠をつかさどる「睡眠中枢」と覚醒をつかさどる「覚醒中枢」があり、この両者の調節機構が正常に働かないと、睡眠障害の1つとして不眠症を生じるといわれています。不眠症の原因として、過労やストレス、うつ病、いくつかの身体的疾患などが知られています。
≪症状と病気との関係≫
病気としての不眠症とは、次のいずれかの症状が週2回以上認められ少なくとも1ヶ月間持続する場合を言います。
入眠障害
不眠を訴える人のほとんどがこのタイプで、神経症(ノイローゼ)の人に良く見られます。大変神経質で、こだわりやすい人たちに多く、寝付くのに一時間も二時間もかかると言われています。
寝つきと目覚めのリズムが崩れている場合もあります。これは、いったん寝付けば正常な睡眠が取れるのですが、朝方に近い、3時や4時ないならないと寝付けず、起さないと、昼過ぎまで寝ているタイプです。これが、1週間や2週間過ぎても元に戻らず、普通の生活時間に起きて活動するのがつらく、遅刻や欠勤が増え、元気がないのでうつ病のように思われたりするケースです。
熟眠障害
うつ病の不眠に多く見られる睡眠障害で、寝つきはまずまずで朝の目覚めも普段と変わりなく起きられるのですが、眠った感じがまったくないのが特徴です。夜中に何度も目が覚めるという途中覚醒が何度か繰り返されるので熟睡感が得られません。
早朝覚醒
圧倒的にうつ病の人に多い不眠のタイプで、何とか寝付けるし、途中で目が覚めることも少なくありませんが、早朝4時、5時、時には午前2時、3時に目が覚めてしまいその後は眠れず、不快な朝を迎えることになります。統合失調症の初期で興奮状態にある場合にも、極端に早く目を覚ましたりします。
不眠は、一過性のストレスや身体的苦痛などによっても起こります。一般的に眠れない状態は、生体の生理的な反応としての不眠ですが、医学的には「不眠症(睡眠障害)」とは呼びません。単なる不眠が、医学的には疾患ではなく治療の対象とはされません。
≪症状とその対処方法≫
何らかの基礎疾患によって睡眠障害が生じている場合、その疾患の治療が優先されます。うつ病や脳血管障害、肥満症、医薬品の副作用による不眠症であれば、サプリメントではなく、主治医に相談しましょう。医療機関での不眠症に対する治療は、睡眠薬の投与が中心となります。
≪症状にお勧めのサプリメント≫
特に問題となる基礎疾患がないのに、不眠を訴える人も少なくありません。代替医療・統合医療による不眠では、個人の体質や症状に合わせて次のようなサプリメントを利用します。
バレリアン/メラトニン/ビタミンB12/セントジョーンズワート

バレリアン

古くはギリシア時代から用いられてきた、ハーブの一種であるバレリアン。DHCの「バレリアン」は、バレリアンの成分に、テアニン、メリッサエキス、ザイラリアエキスとDHA、EPA、ビタミンEを配合しました。心地よい眠りには、お休み前にまとめてとるのがおすすめです。
セントジョーンズワート

ほがらかな心と健康な身体を保つ伝統的なハーブ、セントジョーンズワートがハツラツとした毎日を応援します。