ミミズのサプリメント
≪ミミズのサプリメント≫
ミミズと聞いて、「かわいい!」とか「ペットとして飼いたい!」なんていう世の女性は皆無に近い生物ですが、自然界ではとっても有用な働きをしています。
その1つが、土の中で土壌と一緒に有機物を食べて、団粒状に排泄し、土壌を改善する働きがあり、とっても大切な働きをしています。しかし、子供の時には、そんなことなどお構いなしで、鮒つりのえさ程度しか働きがない、いてもいなくてもいいような生物だと思っていました。
ところが、中国では漢方薬として古くからこのミミズを乾燥させて使ってきた歴史があります。
何に効果があるかというと、ミミズを洗って乾燥したも地竜(ジリュウ)と言い、解熱剤として用いるほか、鎮静、抗痙攣作用があるため高熱を伴う煩躁や痙攣、癲癇、風邪の頭痛、目赤、中風による半身不随、喘息、関節の疼痛、歯出血、尿閉等などいろいろな症状に用いられています。
持続的な血圧降下作用も知られているため、動脈硬化や脳卒中の後遺症にも応用されます。はたまた、蛋白質に富んでいるため食用とする事も出来なくはないですが、ちょっと食べる気にはならないですよね。
また、アカミミズ(ルンブルクスルペルス、学名Lumbeicus rubellus)には血栓を溶かす作用を持つ酵素のルンブルキナーゼが含まれています。このアカミミズは体長は3~4cmで、 日本でよく見かけるミミズ(シマミミズやツリミミズ)とは種類が異なります。日本のミミズは冬眠をするのですが、 ルンブルクスルベルス(赤ミミズ、ミミズ酵素)は1年間を通じて活動します。
このアカミミズから取れるルンブルキナーゼは血栓の基となる血管中で固まったフィブリンを溶かす作用があります。 また、飲むこと(経口投与)ができ、余分に摂取したものは体外に排出されますので、 サプリメントとして、現在販売されるようになりました。
でも、ハーブなどと違い、ミミズからサプリメントと聞くとちょっと二の足を踏んでしまうのは、私だけでしょうか。

